さみしさは
底を尽きない。
いつだって先に会いたくなるし、顔が見たくなるし、声が聞きたくなる。
美味しいものは1番に伝えたいし、楽しかったことは1番に教えたい。悩みはたまにでいいから聞いてほしいし、寂しい時は電話が欲しい。ねえ、ワガママかな。
プチ遠距離状態のわたしたち。
1ヶ月以上も会えないことが判明し、バカみたいに泣いた午後5時。
昔着ていた服の整理をしながら貴方を想う。
想えば、想うほど苦しくて、会いたくて、どうしようもなくなって、唯一の繋がり、携帯を逆に見たくなくなる。
だって、会いたくなるもん
会って、手を繋いで、隣を歩いて、抱きしめてほしいもん
そう思ったら涙が止まらなかった。
一度泣くと冷静になれるわたし。
自分勝手だと分かっている。分かっているけれど、やっぱり、あいたい。
…これだから遠距離は向いていないんだ、
そう思った。
夏休みは大好きだ
何にも追われることなく、ただ蒸し暑くてゆったりした時間が過ぎていくだけの、夏。
アイスをかじって夜風に当たれば昼間の火照った体もすぐに冷えてしまう。
だけど
君に会えない夏は、辛いから
早く夏が過ぎて、貴方と同じ時間を過ごせる秋になってほしい、と願うわたしがいる。
こんなにも、会いたいだなんて
君は罪な男だなあ
ぜんぶ、夏のせいにしてしまえばいいのにね。
ねえ、貴方は会いたい?
同じ気持ちなら、わたし、ちょっと頑張るよ、