ひとのせいこうを
素直に祝えない、という話。
自分の目指している場所に先に辿り着いた人、自分よりも上をいった人、自分と同じことをしているはずなのに同じ人間として生まれて来たのに私にできなくて、あなたにできること
すべてを
「おめでとう」
と言えない。
その度に、わたしはなんて卑屈な人間なんだと自分を責める。
でも、わたしは、どうしても、人の成功を心から祝うことができない。
勿論、わたしの大切な人が、成功したとき、いいことがあったとき、何かを成し遂げたとき、すごくうれしい。報われてよかったね、と思うし拍手喝采を送りたい気分になる。
(今多分これを見ている人たちへは、こういう気持ちしかない。)
問題なのはそこから。
大切な人、とまではいかない友人の、成功を心から祝えないのだ。
友達はとても大切。一緒に笑って乗り越えていける友達がいなきゃわたしはやっていけないから。
でも、同じゴールを目指し、先に獲得した友達には、妬み、悲しみ、悔しさ、不甲斐なさが頭の中でミックスされる。それはブラックホールのようにわたしのプラスの感情と言葉を吸い上げていく。
そこで、改めて思ってしまう
ああ、わたしはあなたを祝福することができない
明日から、笑顔でいくから、今日だけは祝福できない。
精一杯の強がり
人の幸せを願うのに。人の成功を祝えないなんて。人間として、失格であると思う
そんな自分を、少しずつ変えていけたらいいな